ご挨拶
私たち日本こめ油工業協同組合は、昭和56年(1981年)2月23日の設立以来、北海道から沖縄まで全国に広がる14社の組合員とともに、日本の食文化を支える「こめ油」の普及と発展に取り組んでまいりました。
こめ油は、日本人の主食であるお米を精米する過程で生まれる「米ぬか」や「米胚芽」を原料とし、国産資源を有効活用した唯一の食用植物油です。その美味しさと健康への配慮から、近年は家庭用油としての需要が急速に高まっております。私たちは、こめ油の品質向上と安定供給を通じて、皆さまの食卓に安心・安全・健康をお届けできるよう努めております。
近年、天候不順などの影響により、原料となる米ぬか・米胚芽の減少や品質の低下が懸念されております。こうした厳しい状況の中でも、組合員が知恵を出し合い、力を合わせて課題を乗り越え、消費者やお取引先の皆さまのご期待に応えられるよう、たゆまぬ努力を続けてまいります。
また、こめ油の製造過程で生じる脱脂米ぬかは飼料や肥料の原料として、脂溶性副産物は工業用原料として、余すことなく活用しています。これにより、持続可能な資源循環型社会の実現にも貢献しています。
組合設立時より受け継がれる「相互扶助の精神」を礎に、今後も組合員一丸となって、貴重な国産原料を大切に活かし、サステナブルなこめ油の安定供給と副産物の有効活用に力を尽くしてまいります。
皆さまには、今後とも変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
日本こめ油工業協同組合
理事長 山口與左衛門